2024.08.25
四国一周サイクリングで食べる四国のグルメ〜高知編〜
自転車・ロードバイク
食
高知を代表する食といえば“鰹”!
スーパーから居酒屋だけでなく、道の駅でも鰹のたたきに出会えます。さらに運が良ければ、一本釣りの鰹をワラの炎で表面だけ瞬時に焼きあげた“藁焼き鰹の実演にも出会えるかも。
鰹の生臭さを消し旨みを引き立たてるのが藁焼き。職人さんの経験が美味しさを左右するので、炎を操る姿を見るだけでも価値があります。
私が大好きな高知の景色は、四万十川流域です。
サイクリングしていると、なにやら特徴のある橋がいくつも現れてきます。沈下橋と呼ばれ、増水時にわざと川に沈むように設計された欄干のない橋のこと。欄干がない上に、川面すれすれの橋もあるので、なかなかスリリングな体験ができますよ。
そして四万十川といえば……“うなぎ”!
四万十川の清流で育った天然うなぎは格別で、白焼きをわさびと塩で食べればうなぎの甘さが口の中いっぱいに広がります。
ほかにも、天然鮎や四万十川エビ、清水サバ、ウツボなどなど、海鮮が豊富な高知。カラフルな長太郎貝やエビなどを豪快に網で焼いて食べれば、ビールも一層美味しく感じます。
忘れてならないのが、馬路村の“ゆず”。
自宅の冷蔵庫のポン酢は馬路村のポン酢の方も多いのでは?!
馬路村に行けば、ポン酢だけでなく、無農薬で育ったゆずを使った商品がたくさんあります。
おすすめは「柚香(ゆこう)」。ゆずを煮詰めた西土佐の伝統食として売られているものですが、おいしくて、何に使っても合うからとっても便利です。
高知県は、坂本龍馬や板垣退助、岩崎弥太郎など、明治維新前後に多くの偉人を輩出しています。偉人たちのゆかりの地をめぐりながら、美味しいものを食べ、学びの多いサイクリングを楽しめます。