チャレンジ!World Masters Games2025 Taipei Taiwan~1
”World Masters Games 2025”に参加するために、台北入りしました。
オリンピックと同様に4年に一度行われる大会は、30歳以上のスポーツを愛する人たちが集うスポーツの祭典。生涯を通して楽しくスポーツをしましょう〜というハッピーな大会だと聞いていたので、せっかく自転車に乗っているから、せっかく台北が開催地だから、と申し込みました。
参加種目は自転車ロードレース女子40km。年齢別にカテゴリがあって、私は55+!日頃ロングライドで100kmは走っているから、大丈夫でしょう、と安心していたのですが、きちんと内容を把握すればするほど大変なことがわかってきて、焦り始めています……。
まず、ロードレースのコースが最初の約20kmは平坦な海岸線ですが、その後は私の超苦手な山岳地帯——全長18km、800mup、平均斜度6%——のヒルクライム。暑いのが苦手なのに天気予報では湿度MAXの気温25度以上。身軽に出国したいということで、レンタサイクル(GIANT/Livでレンタル)での出場。
ここ数日は低気圧が通る台湾なのに雨具なし。先頭グループから10分以上遅れると容赦無く失格で回収車行き。と、なんだか心配なことばかりですが、松山園区に設置されているワールドマスターズゲームズの総合受付会場は楽しい雰囲気に包まれていて、大会マスコットのマスコット「Strong(壮宝)」で溢れていました。
ちなみに、「Strong」は2つの開催都市である「台北市」と「新北市」 の「北」の字をイメージしているようです。
最近は、万博のミャクミャクをたくさん見てきたので、どこか似ているような気がして、親近感が湧きます。
中医による舌、脈拍の健康診断や、最先端の技術を使った心臓の健康測定なども無料でできるので、ちょっとやってみました。
「心臓年齢は47歳ですね」、と実年齢よりもだいぶ若いことがわかってひと安心。
舌診断では体全体が「虚」の状態だと言われ、冷たいものを控えるよう勧められました。
総合受付を終え、自転車レースに出るための選手受付会場に移動した先で、男子ロードレース部門に出場される德光重人さんとお会いしました。
色々と情報交換したところ、”試走したのですが、結構きついコースでした”と聞いてさらに不安が増すばかり。唯一の救いは、55+以上に”楽齢族”(いわゆる高齢者‼︎)という新しいカテゴリができ、該当者は18kmのヒルクライム区間のみのタイムレースとし、その前の区間は先導車と救護カーに守られてのウオーミングアップ走行。
つまり、どんなに遅くても”回収されない”というルールができたこと。参加することに意義がある——回収される心配がないのなら、この精神にのっとり、精一杯完走を目標に頑張りたいと思います!
心臓年齢は若いと診断されても…………やっぱり……不安だなぁ。