一青妙 HITOTO TAE

Essay | エッセイ・ブログ記事

2022.07.12

新しい相手役・陳家逵さん

舞台 台湾
陳家逵さんとのワンシーン(影想文化藝術基金会提供)

舞台《時光手箱:我的阿爸和卡桑》の本番まであと二週間弱。

劇中、私と最も多くセリフを交わすのが、監督役の陳家逵さん。
再演からの参加のため、今回が初顔合わせ。
実は、日本で陳家逵さんが出演する映画やドラマをいくつも見ていたのですが、どの役もちょっと気難しそうな人物で、とっつきにくい感じがしていました。
きっと、神経質で、冗談とか通じない人なのかな、と勝手に想像し、初めて言葉を交わすまで、とても緊張していました。

稽古中の陳家逵さんと私

ところが……。実際はとっても気さくで、舞台上で次々と笑いを誘うアドリブを繰り出す、素敵な役者さんでした。
しかも、日本語も話せるので、いくつか日本語のセリフもあります。
実力のある役者さんと共演でき、学ぶことばかり。本当に幸せ!

今後、舞台だけでなく、公開予定の映画やドラマがたくさんあるというので、こちらもお楽しみに。

初演とは、がらりと雰囲気が違っているので、ぜひ、劇場に見にいらしてください!

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